はじめに
漢字が伝来する前の日本で、縄文時代から文字が使われていたのがヲシテ文字であり、縄文文字・神代文字とも言われます。
ヲシテを今に伝える3文献「ホツマツタヱ」「ミカサフミ」「フトマニ」を
総称して「ヲシテ文献」と言いますが、その中で記されている文字がヲシテ文字です。
これら3文献は、古事記・日本書紀の大元となった文献とも言われています。
アワ歌
アワ歌は「やまと言葉」の基本となるもので、ホツマツタヱの中に記されている48文字からなる歌です。
48音は、ヲシテ文字が一文字も重ならず五七調になっており、
最初の「あ」から始まり、最後の「わ」で終わります。
当時、政治は衰え世の秩序が乱れ、天候不順のため稲作不良で国が混乱し、
民の心と言葉が乱れていました。
言葉の乱れを正すために、イサナギ、イサナミの二神(フタカミ)によってアワ歌が作られました。
上の二十四音をイサナギが歌い、下二十四音をイサナミが歌い、
諸国を巡ってアワ歌を教え普及させました。
その結果、民の言葉と心が整い、秩序のある豊かな国・オオヤマト(日本国)ができたといわれます。
※アワ歌は、「あわの歌」「あわのうた」や「アワの歌」「アワ唄」などとも表記されます。
フトマニの図(モトアケ)
48音のヲシテ文字を円上に配列した『フトマニ』は、神々の座席図とも言われ、
ホツマ伝と同じ時期に景行天皇に献上された「フトマニ」という古文献に記されています。
「モトアケ」とも呼ばれます。
『フトマニ図』は、「アウワ」のはたらきによって原宇宙が誕生し
四方八方に万物が生成される宇宙観を表しているといわれています。
宇宙と万物はその後再び中心に回帰、エネルギーは循環します。
『フトマニ』はアマテル神の編集による128音の和歌です。
2段目の8音と3段目・4段目の16音を組み合わせると128になり、
この128首の和歌を使って吉凶の占いが行われていました。

